ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1392.夏休みを振り返る〉

8月7日。

 

投稿しようとはしてたんですが、酒飲みすぎて記憶吹っ飛ばしたので、夏休みに入った8/10に遅れました。ゴメンなさい。

 


去年の夏までを考えると、この時期は夏休みだった。
小中学生はもちろん、高校も大学も夏季長期休暇である。
とはいえ大学・大学院なんて年中夏休みみたいなもので、ずっとぐだぐだやっていたように思う。


それが会社員になって初めて迎えるお盆休みは1週間。
1週間あるだけでもありがたいのかもしれない。しかしこれまでと比べると、実に1/5だったり1/8だったりする。
これまでの夏休みを有効活用したことはあったかしら。
そう考えると、1週間でも十分な気がしてくる。



小学生のころの夏休みは、宿題をすっぽかして親戚の家でテレビ見たり、農作業を眺めたり、プールにいったりとそりゃあまあ遊んでいた。
両親共働き家庭なので、どこか遠出する、という記憶もあまりない。一泊二日で海とか軽井沢とかは行ったかしら。
特別強烈な思い出があるのは、中学以降であろう。


部活で試合やら練習試合やらでぶっ倒れそうなカンカン照りの中、テニスコートに立ったものだ。
テニス部というのは、他の部と比べて不思議な在り方をしている。
いわゆる中学生大会・高校生大会のほかに、「ジュニアの大会」がある。むしろそっちがメインで動いたりもする。
というのも、「ジュニアの大会」もインターハイのような全国大会があり、有利に勝ちあがるためには「ポイント」を稼ぐ必要がある。
そして「ジュニアの大会」というのは、規模の大小・主催の違いがあれど、毎週末どこかで大会がある。
夏休みは、中高生の大会とジュニアの大会とで、関東中を転戦するのが毎年のことである。


毎週勝った負けたの本番の試合をこなすんだもの、そりゃあ良いメンタルトレーニングにもなるわな。
このころの成長というのは、単純にテニスの技術はもちろん、メンタルの成長があったと思う。



問題なのは大学に入ってからだ。
夏休みの長期休暇を無駄にし続けた気がする。
サークルで遊んだ後はバイトに行き、家ではだらだらと際限なくパソコンに向かう。
英語の勉強をしようとか、将来のために本を読もうとか、目標だけ掲げて終わった日々である。そして終わり際に自己肯定感が削られて死にたくなって迎える後期のガイダンスである。


よくあるけれど、時間的余裕・精神的余裕があると、凡人はなにもしなくなるのだ。
中高生の時のように、毎週末試合が待っている逼迫した状況だと成長せざるをえない。
高校の模試もそうだろう。夏か秋かに連続で3つくらい受けた時がある。あの時は死ぬほど単語帳やら問題集に向かったと思う。


つまり、一週間でどれだけ成長ができたかを問われる今の状況のほうが、凡人には適しているように思う。



さて、じゃあ会社員になってなにを成長しようというのか。
簡単な話、昇進するためのスキルをつけることであろう。
それがなにかと問われると、学生と違って「人間力」とでも言えるのが会社員の難しいところである。


もちろん仕事によってはスキルが直接反映されるものがあるだろう。
プログラミング技術、資格などなど。
そこはやればやるだけ良いだろう。というか時間がものをいうところがデカいだろうし。


ただ、技術力だけで昇進できるわけじゃ無さげだろう?
コミュ力やらゴマすり力やら、そういう「総合的な力」とでもいうような曖昧な奴を伸ばさなきゃならない。


これの答えはもう一つか二つしかないように思う。
読書と考察である。
本を読む(小説・専門書問わず)というのは、発想力を育てることもできるし、多角的な視野をつくることも可能である。
それを読んだ後に、自分流にまとめあげたり、発展させることが考察である。これができて初めて自分の力になる。
要約すれば、インプットとアウトプットに他ならない。



大学時代にやっておけば良かったことといえば、どんなものであれ、好きなものを見つけることであろう。
既に好きなものがある場合でも、未知の中に自分の得意があるかもしれないわけで。
それを見つけるためにも、書店員がお勧めする本やTVで紹介されている本、Twitterで話題の本を乱読することに尽きる。


そして、一週間という長いような短いような在り難いお盆休みを乱読に使うことで、失った大学時代の夏休みを取り返そうというのが今年の目標である。
目標は4冊である。色々と遊ぶ予定を入れてしまっているわけだが、不可能ではないだろうし、それくらいはやりたいものだ。


本にふける夏休みも悪くはないだろう?