ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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ボトルキープってなんですんの?

 

社会ネットワークと技術進歩は共存しえるのだろうか?

 

うーん、我ながらよくわからんことを尋ねたもんだ

たとえば、

 

僕が働くアルバイト先にはボトルキープがある。ご贔屓してくれてるお客との社会ネットワークはこの小さなボトルに体現されているように思うのだが、

 

金銭面から考えるとキープはしないほうがよいと思う。

 

あまり大きな声で言えないが、多少はお店側に利益がでるようになっている。そりゃ、酒屋から取り寄せてるから

 

じゃあ、酒屋で焼酎を買って家で飲めばいい。いや、それがめんどくさいから店に来てくれている。だけど、家まで届けてくれるamazonがある。

 

 

これから、配達がもっと早く安くできるようになった未来では酒屋や居酒屋はなくなるのだろうか?

 

かっこうをつけて冒頭に技術がなんたらと言ったが、つまりは僕の白髪が頭全体を覆うころには居酒屋はなくなるのだろうか??

 

いや、なくならないだろう。社交の場はどんな時も必要とされるだろう。

 

ほんとにそうだろうか?

 

順繰り順繰りあれやこれやと様々な疑問が頭の中を巡っているが、眠くなってきたので寝ることにする

 

わからないことを考えてもわからない!

 

初物のスイカ

今日の夜は2週間に1回のお習字教室の日だった。

 

先生はいつも始まる前にお茶と何か甘いものを出してくださるのだが、今日はスイカだった。

 

今年初のスイカ🍉

 

一緒に教室を受けている妹と付き添いでくる母(先生が母の友人だからいつも付いてくる。)と3人で、

うわー!初物のスイカだー!

と興奮しながら食べていたら、母が

 

そういえば、バーバ(私の祖母)がこの間言ってたなー。初物のスイカを食べた時は、東を向いて笑わなきゃいけないって。

 

と言った。

 

。。。

 

えっ?何で。と思って聞いてみたけど、母は理由は知らないと言った。

 

何でだろう。明日祖母に電話して聞いてみよう。

 

だれかいる?初物のスイカを食べたら東を向いて笑わなきゃって思う人。。。

 

はらみき

〈192.my business〉

私はアフリカ研究室に所属しているけど、学生も先生もフルメンバーのことがまずない。必ずだれかが現場に行っている。そういう環境が良くて、デスクにこもっている研究室は避けた結果、今の研究室になった。

 

たぶん多数派ではないかもしれないけど、僕だけじゃないと思う。机に向かうくらいだったら外に出て土いじりしたい。"現場主義"という言葉があるけど。

 

そんな考え事をしていたり、研究テーマが揺らいだりして、教授に相談した。俺ってどうしたら良いんだろう。表向き研究の相談を持ちかけたけど、たぶん見透かされたのだろう。

 

 

"ローカルな問題はローカルな人しか解決できないんです。ヒントを外からもらうことはできる。押し付けられて解決したかのように見せることはできる。でも結局は当人が解決しようとするかどうかだと思うんです。"

 

アフリカはその顕著な例だ。必死に勝ち取った独立も、数年立てた問題の山に埋もれてしまう。山の片付けをしようとしても大きすぎて難しい。それをみて先進国があれこれ口出しをする。場合によってはショベルカーを発動させる。山が少しずつ削れたように見える。

だけども、消えたはずの山が火口を見せ、噴火をする。

そして新しい山ができる。

 

だけども、自力でどうにかできた問題もある。完全解決ではないけど、争いを避けることができた例もある。それは結局、ヒントはたしかに外からもらったけど、自分たちの頭と体でどうにかした結果だった。

もちろん、研究者も結局お外のちっちゃいシャベルみたいなもんだよ。お手伝いはできるかもしれないけども。山を作りかねない。

結局、当人なのだ。

 

 

マクロな話だけど、おんなじのがミクロにも当てはまるんだろうね。個人の話にも。僕の問題は結局僕が解決しなきゃならない。あなたの問題は結局あなたが解決しないと意味がない。

他人を頼ると残るのは不満やら後悔やらなんだろう。

 

あーあ。解決させようか。時間はかかるかもしれないけども。逃げちゃダメよ。

〈191.発見の快楽〉

多趣味な人が知り合いにいる。

ライブに行ったり、ボルダリングしたり、ゲームしたり、映画見たり、旅行したり、飲みに行ったり。

その人のことをなかなか理解できないが、楽しそうにしているのを見ていると、なんだか羨ましくなるものだ。

 

かくいう私はというと、テニス好き、ゲーム好き、妖怪好き、アフリカ研究程度だ。改めて文字にして他者目線でみると、結構バラバラな趣味というか好みだなあと思う。なんだけど僕としては一つのまとまりがあることなんだよね。だって僕っていう容器におさまってることなんだもの。

 

 

ついこの間、不思議な体験をした。

眠りが浅く、ふわふわと夢を見ていた。夢の中で、おそらくかつて行ったことがある本屋をふらふらしていた。宗教やら哲学やらいろんな本を見ながら、あぁ良い本屋だなあと夢ながらホレボレとしていた。

そしてその日、久しぶりに神戸を散策していると、そこにその本屋があった。天井近くまでそびえる本棚。狭い敷地にこと狭しと並んだ厚い本。良い本屋だな。3年前くらいに一度行っただけだけど、ちゃんと記憶していたんだねぇ。そして、それがちょうど神戸散策する日に見た夢っていうのは不思議だ。

 

だけども、そういうのはあんまり不思議でもないのだろう。同じ小さな一つの頭の中で考えているんだから。良い本屋が神戸にある、ということは覚えてなかったけど、どこかで神戸と紐付けられてあったんでしょう。そして、明日の予定をベッドで反復しているうちに、記憶の奥底からその本屋が出てきた。それだけなんでしょう。

 

おんなじことが散らばった趣味にも言えるんでないかな。一つ一つの現象を取り上げてみてみると、全く関係ないように思えるけど、それが好きになった経緯とか背景とかをちゃんと読み解いたらきちんと一つの線になるんでしょう。それを読み解く必要がないだけで。しかもほぼ無意識下にあるものを引っ張り出すのは至難の技なわけで。

 

だからよーく考えれば不思議なことは一つもないんだろうな。不思議が当然に変わる時、結構快感なわけです。糸ひとつひとつを紡いでいって、ひとつの編み物が出来上がるみたいで。

読み解くっていう作業は面白いぞ。

{6.コンビニによく来たお客さん}

"あれ、ペンチとかどうしたん?なんかあった?"

"あ、うん。ちょっとね。"

"どしたん?俺やろうか?"

"あ、もう大丈夫。この、この傘直してたの。"

"へー。こんなビニール傘持ってたっけ?"

"うん、持ってたよ。"

"でもわざわざビニール傘なおすなんてどうしたの?"

"え、あ、いや、昔から私ってそういうとこあるじゃん。"

"あーまあそうか。前も突然ベビーカーとか買ってきたしね。赤ちゃんいないのに。"

"そう。そうでしょ。色々私なりに考えてるからね。"

"ふうん。まあいいや。せっかく午後暇になったし、どこか行く?"

"あ、そうねぇ。お買い物出かけたい気分かな。"

"じゃあすぐ行こ。いつも行くモール。あそこでいいでしょ。"

"そうね。そうしよう。着替えるからちょっと待ってて。"

"ほーい。"

 

 

雲がギリギリ耐えている、といった天気だ。なおした傘をせっかくだから使ってみたいと、渋る妻に気づかず、男は私を持ち外に出た。

"…へえ。ずいぶんこの傘しっかりしてるのね。"

"そうね、ちょっと古いから丈夫なのにしたの。"

"そんなビニール傘大事なんだね。俺が前あげたやつはダメだった?"

"いや!全然そういうことじゃなくて!ただ暇だったからちょっと、工作みたいなものだから。"

"ふうん。よくわかんないなぁ。"

"ごめんね。"

"いやいや。やりたいことならいいんじゃないの。ただあなたってどこか掴み所がないというか。時々そういうとこあるよね。"

"…そうねぇ。"

"…。あ、ちょっとお腹空かない?甘いやつ食べたいんだけどこの店入っていいかな?"

"…あ、うん。入ろ入ろ!"

 

そう言うと私を見せ前の小綺麗な傘立てに入れ、店の中に消えていった。

 

"あかんわぁ。こんな時に雨とかほんまツイてない。ちゃんと天気予報見ぃひんからこうなんねんな。"

サラリーマンだろうか?外回りの途中で雨にやられたといったところだ。

"いま何時よ。うわ!もう12時やわ。次んとこ昼前に行っとかないとあかんよな〜。でもここコンビニないし…。どうしよどうしよ。"

独り言が賑やかな人だこと。一人暮らししてると賑やかになるって聞くし、きっとそうなんだろう。

"こういう時は仕方ないわ!うん仕方ない。助け合いだから!すんません!ちょっと借ります!"

私を引き抜き、雨の中男は走り出した。

 

え、ちょっとこれやばいんと違うん?奥さんやばいんちゃうの?俺ん中データあるんちゃうん。にいちゃんあかんて。助け合いとかちゃうって。

 

〈190.Just Do it〉

将来やら夢の話。これはすごく楽しい。明るい未来を期待できる。

だが。"夢なんか語るな。"

 

 

夢はでっかく根は深く、という言葉がある。夢はでかければでかいほど、将来無限に進むことができる。だけども、同時に根もしっかり張らなければならない。根が浅ければ、栄養を十分に吸収できないし、いつか折れたり腐ったりする。

夢を語りすぎるのは危険でもある、ということだ。

 

友人と夢を語る時を考えて欲しい。将来こうだああだ、こうなっているああなっている。そういう時、ずーっと遠くの美しい景色を眺めているような良い気分だ。空は冴え渡り、鳥のさえずりが聞こえるよう。

だからこそ、一歩先の小石さえ目に入らない。崖がすぐそこにあることすら見えない。場合によっては遠くの景色を写真に収め、額縁に入れて満足してしまうことすらある。

遠くの美しい景色に辿り着くためには、無限に広がるジャングルを潜らなければならない。きっとそれは1日や2日の忍耐でどうにかできる話ではない。戦略を立て、用具を揃え、呼吸を整えなければぬかるみに足を取られ、大蛇に襲われ、方角を失うことになる。

地獄をくぐるくらいなら遠くから眺めるくらいがいいや。その程度ならさっさと山から降りた方が身のためなんだね。

 

 

夢を語るのは大事なのは当然だ。

だけども、同時にその夢の実現のために目の前の地獄の突破することを考えなければ死ぬ。

 

カイジが鉄骨渡りの直前に、仲間たちと盛り上がるシーンがある。

"俺たちならできる!やれる!"

それを見て利根川は言う。

"あいつらは、渡ると言う言葉を使わない。目の前の現実から逃避しているだけだ。"

 

夢を語るのも似たようなところがある。

"夢なんか語ってる暇があったら何かしろよ。"

姉の口から言い放たれた言葉である。

うむ。結局バランスなんだね。すんません。

〈189.新生活〉

きれいな学生証をもらった。ありがたいお言葉をいただいた。美味しいご飯を大量にいただいた。机と棚を与えられた。夜中でもキャンパスに入れるカードをもらった。新しい生活が始まった。

月曜日からはかなり忙しくなるだろう。きっとゆっくりできるのはしばらくない。

 

こういう時はやたらと身が引き締まる思いなのだ。あと数週間もすればぼけえとしているだろう。最初くらい真面目にならないと。

 

先輩たちと話せば知識の違いを感じるし、経験の違いを思い知る。いままでは多少嘘が混じってもバレずに後で調べて正しい知識を確認できたけど、もうできないぞ。

 

すべてにおいて初心者なのだ。初心者がいくら強がっても初心者に変わりない。さっさと諦めて無知を認めて、吸収に勤しんだ方がよろしかろう。

今日から僕は最底辺。教えておくれ。いっぱい教えておくれ。

 

まじめにあほとして頑張ればいいんでしょうな。そしたら一年後にはもう少しまともな頭ができていればいいなあと強く思うのです。

 

研究者なのか。荷が重い。