〈その27.転換点〉
書くネタが尽きてるわけじゃないんだけど、だいちが面白いこと書くから対抗したくなる。
ということで映画の話でもしよう。
僕はだいちと違って映画をあんまり見たことがない。ポケモンはちっちゃい頃よく見てたけど。
そんな僕が映画を語るのも変な話だけど、人生をガラッと変えられた映画がひとつある。
有名な映画だから知っている方も多くいると思います。
この映画を見たのは確か中学2年生の総合の授業。長い映画なので授業をまたいでみんなで多目的ホールで見た。
内容はナチスドイツ下の社会で生きるユダヤの親子の話。そこで必死に子どもを楽しませようと苦闘するお父さん。
中学生でちょっとカッコつけて、こんな話ありっこないさ、なんてクラスメイトを横目に、次の授業時間も号泣しすぎてまともに受けられなかった。
確かに話は重い。でもお父さんの陽気な姿が雰囲気を軽くしてくれて幼いながら最後まで見る勇気が残った。
苦しくても辛くても、人のためにピエロになれる人ってかっこいいな。
その映画でそういう人に憧れた。現実はなかなかそうなれないんだけどね。
これが僕の目指す"大人像"なんだろうな。
いつか子どもができて、中学生くらいになったら一緒にみたいな。
久しぶりに映画、みよっかな。
文字もいいけど映像があるとインパクトがすごいのよね。ホウチガ映像部でも立ち上がるか〜。