おつかれーらいす
今日は手紙を書いた
彼女が明日成人式を迎える
手紙といっても2.3行ほどしかない
それに内容も大したことないのだ。
成人おめでとう
この文字を書くのに1時間かかった
どうしても筆ペンで書きたかったのである
筆を使うのはかれこれ10年ぶりだ。うまくかけるはずがない。ふと思ったが習字の小筆って使いにくいよな。あそこだけハンコにしてくれ。
自分の字は達筆と言われることが多いのだが、達筆といわれるように書いているのだから当たり前である。そう言われたいのだ。というか、積極的に言ってくれ。
古い人が書く流れるような字が好きだ。格好つけているようで恥ずかしいのだが、あの字体は芸術的で美しいと思う。
筆ペンならカッコよく、荘厳に手紙を装飾できるかと思ったのだが、喜んでくれるだろうか。
出来上がりを見ても、いささか不安である。
他人行儀になってはいないだろうか。
まあいい。おめでたいという気持ちに変わりはないのだ。
成人おめでとう。