今日も美しいものに出会った
生きる
生きているということ
いま、生きているということ
のどが渇いているということ
谷川俊太郎の詩 「生きる」
留学生の友人が優しい日本語で書かれた詩を探しているという話を聞いて、この詩を真っ先に思い出した
小学生の頃、帰りの会にこの詩をみんなで暗唱していたけど、内容はちんぷんかんぷん
生きることの意義を考えるより、どうやってガキ大将にイタズラ仕掛けてうまく逃げられるか考えてたからね
それが10年近く経っても出だしが言えちゃうんだから意外と覚えてるもんだね、すごい
ぽえむ←全文
生きている、生きるとはどういうことなのか、その捉え方は人それぞれだと思うから谷川俊太郎は沢山の例を出している
生きるということはミニスカートだったり
ヨハン・シュトラウスであったり
ピカソであったりする
その中でも
生きているということ
それはすべての美しいものに出会うということ
これが1番シンプルで好きだ
最近はありがたいことにたくさんの美しいものに出会っている
ご覧の通り城というよりほぼ山だ、そりゃ跡地だから
帰り道に田んぼの中を電車が走っていく光景になぜか心惹かれた。
太陽が沈みゆく静かな空気の中で電車の光がゴーっとどこかへ向かっていく様子がとても綺麗だった
ぼくが今日生きた理由の１つはこの美しい光景に出会うためだったのかもしれない
明日はどんな美しいものに出会えるだろうか
わくわくしてしまうなあ
いつまでもわくわくしていたいなあ
