今日は頭が痛くてしょうがない。
なんとなく原因もわかってるのでそれほど重いわけでもない。なので明日には治るだろう。
ただ、動くとしんどいので自転車はやめて、ベッドの上でいろんな世界に行くことにした。本を読んだり、ゲームしたり、妄想したり。
私が惹かれるのは、結局弱い人が立ち上がる話だ。今にも消えそうなロウソクの火が一生懸命に燃え、そして燃え尽きる。
立ち上がるたびに、地獄に落とされる。奮起しても、虚無になる。
それでも立ち向かうのが小説であり、ゲームの世界だ。世間がそれを求めてるんだ。立ち上がって欲しい。私はできなくても、せめてお話の中では…!
今日はドラゴンクエストをやっていた。
ひらったく言えば、勇者が魔王を倒す、という王道だ。
プレイするまでは、どーせこの後の展開はさ、という湿気っ面でポチポチ進めていた。んだけどね。
気づけば何時間やっていただろう。
中盤に一度盛り上がる場面がある。
泣いた。立ち上がる姿。確証のない霧のようなものをただただ信じる、その儚さ。
なぜ僕がゲーム好きに、小説好きになったか。この世の崖に立たされたような時、もし主人公だったらどうするか。そう考えている時、主人公は、私にとっても希望の光になった。生きる理由になった。
とはいえリアルでどうするかは私次第だ。わかりやすいYES/NOの選択肢は用意されていない。当然、僕は主人公にはなれない。それでも光に恋い焦がれてもいいはずだ。
ドラゴンクエストについてはぜひとも語りたいことが山のようにある。もちろんほかのゲームについてもだ。
ただの一ゲームオタクとしていつかお話しさせてもらおう。
頭痛が治ったら僕の人生を進めようかな。