〈180.大人〉

誕生してからというものの、長い歳月が経ったなあ。そうか、お酒が飲めるようになって2年が経ったのかあ。あ、そうなんです。22にならせていただきました。

22という年齢、まだまだ若いなあとしみじみさせていただいている。いまのところ学生身分である程度言い訳・保身ができちゃうし、仮に仕事をしても新卒とか言われる研修期間な年齢なのよ。

いますぐという意味ではないけど、はやく歳をとりたいなあと思うのであります。というのも歳を取れば、それなりに成熟した大人になれるのだろうと甘い考えをもっているからであります。

とはいえ。

世の中には子役とかいう大人同様お給金をいただいているであろう未成年がいたり、20そこらでベンチャーの社長をやっていたり、高卒で職人の道を歩む友人がいたりするんだね。

歳をとれば勝手にいい大人になれるわけではないんだね。若くても大人にになれる人もいるわけだ。

地元の友人と飯に行った時。

高卒での就職、そして資格の取得に向けた努力、21歳での転職決意。社会の荒波に立ち向かう筋肉隆々な姿を浴びせられたのです。

なるほど。いますぐにでも大人への一歩は踏み出せるのだろうな。何年もの月日を待たずに成熟した大人にもなれるのだろう。

ところで大人ってなんだろう。

カネとか自立とかそういうことじゃなくて。

長い茶色コートが似合う渋い男になりたいね。

サプライズプレゼントっていうのは本当に驚くもんなんだね。初めて知りました。