ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈213.ダメ、絶対。〉

酔っ払い状態というのは非常に厄介である。あんまし深く考えず、その場のノリで言葉が次々と出てきてしまう。もちろん、相手も酔っていてくれば深く傷つけてしまうことはないけど(必ずしもそうとは限らないけども)、素面の相手だったら本当によろしくない。本人は楽しくても相手は不快でしかないことが多々ある。

 

コンビニ店員なんてやっているとしょっちゅうだ。ノリがいいお客さんが、機嫌が良ければ良い声をかけてくれたり、労ってくれたりもする。しかし、ちょっと不機嫌だと当たられることもまあ。

 

若い男が4人でやってきた。でかい声でドヤドヤとやってきて、なにやら酒を選んでいる。まだ呑むんかい?頰が紅潮しておる。20分くらい楽しそーにしながら品定めをし、一人がレジにやってきた。一応ルールなので年齢確認をさせていただいた。堂々と保険証を提示してきたので見せていただくと、どうも19歳のようである。販売できません。お帰り願ったところ、すんなりドアに向かったが、どうやら悪態を遠くからついてきた。

 

言葉をプレゼントしよう。

お酒が人をダメにするのではなく、もともとダメであることをお酒が暴くのである。

 

調べたところ、立川談志さんの言葉らしい。うーむ。なんというか、さみしいなぁ。彼らの"もともと"の部分が悪態を吐くような人であるとは信じたくはない。お酒が入っていて(未成年ではあったが)、群れてしまえば誰しも気がでかくなるのであろう?だからそういう言葉を吐いてしまったのだろう?

 

酒が入って、理性が効かなくなった状態で発した言葉が、根で考えていること、本心であることは否定ができないところではある。そんな時に悲しい言葉を吐かないようにも、日々ちゃんと生き続けることが大事になんだね。

 

かくいう私はベロベロになるとひたすら謝罪をするようです。するようです、というのも記憶がございませんのでなんとも言えんのです。本心が謝罪なんて、なーんと罪を背負った男であろうか。ホウチガの3人は酔っても楽しそうな人なので気持ちがよろしいです。

あぁ、会いたい。会って飯でも行きたい気分だ。