〈217.なんの話だろうか〉
答えを知っている方がいたら是非とも教えていただきたい。
仮にあなたの長所が謙虚であることだとする。そしてあなたは面接官に"あなたの長所はなんですか?"と問われたとする。あなたの答えはなんだろう。
"私の長所は謙虚です。"
これははたして謙虚なのだろうか。真に謙虚の人は、自分を謙虚であると認識できるのであろうか。
"私には長所なんてありません。"
これはこれで問題がある。自信がない奴だと判断されかねない。しかし真に謙虚であるっぽい感じはする。それを面接官は見抜いてくれるだろうか。
"おそらく謙虚、なところでしょうか。"
お。一番それっぽい。堂々とは言えないけども、よく言われるんですよね〜を匂わせる。うまいのでは。
こういう矛盾であるように見えるのも、どこまで追求すればいいのか。明るいところが長所な人はどこまで明るければ明るいと判断されるのだろうか。計画性がある人はどこまで計画通りであれば計画的な人だとされるだろう。
結論としては、結構どうでもいいのだ。面接官は勝手に判断するし、私は私なりに判断すればいいのだ。人によってその線引きが違うし、その人の中でもいったりきたりする。だから私は〇〇だ!と言い張らないほうが吉だと思う。能ある鷹は爪を隠すとかいうじゃない。だけども永遠に隠してたら獲物を取り逃がすわけです。獲物を見つけ、捕食するときにはギラギラと見せつけなければならない。その瞬間を見られたら、そう判断されればいい。
面接だったら爪をアピールしなきゃダメなんだろうけどね。
日本の道徳観だとそうだけど、国とか地域とか違ければまた違うんだろうし。
ま、頑張ってくれや。そういう結論なき結論。