〈223.遊び人をとりもどせ〉
ここ数日、いやほんとは最初からかもしれないが、めっきり私の文章がつまらない。なんというか、初期の頃と違って元気がないし覇気もない。
というのも自分が認知していた以上に深刻な五月病だったらしい。4年くらい前によくしてもらっていたA先生。ちょくちょくご飯に連れて行ってもらっていたが、今日も久しぶりにお会いできた。あってしばらくはいつもみたいにちょけながら楽しくしていたが、ついにバレた。
"なんか今日元気ないですね。"
ということでもっと遊びなさいとのお言葉をいただいた。そしてもっと自分を信じてあげるな。そんな感じのお話だった。信じてあげるな、というのも真面目にキリキリするなってことだ。
遊ぶだけ遊んで、引き返せなくなるまで遊んだら流石に論文書きたくなるから。とはいえ書かないんだけどね。先生はやっぱりちょけて言っていた。
松岡修造も、一時期マージャンにどっぷりで練習もサボっていたらしい。それでさすがにテニスしたくなって練習を真面目にしていたらいつのまにかウィンブルドンベスト8。
先生は付き足した。
"でも譲らないところは絶対に譲らない。そりゃあだって男ですからね。"
ちょけながらだけどかっこよかった。
なるほど私も男であるならば譲っちゃいけないことがあるわけですな。その一つがココなのだと1番に思ったわけです。
とことん遊んでみよーっと。いままでは中途半端にしか遊べていなかったかもしれない。派手じゃなくて、私らしく、隅っこの方で気持ち悪いことをいっぱいしよう。
おいらは真面目な陽な者だからね!