ホウチガの下書きにカラオケについての文がずーっと残されている。誰とは言わないけども面白いんだからはやくあげりゃあ良いのに。
あたしはね、カラオケ好きかどうかでいえば微妙なところなのよ。歌うのは好きではないけども空気は好きなのよ。音痴だし、自分が歌ってる時みんな携帯いじったり次の曲決めたりでさみしいし。だけど誰かが歌ってるときは楽しくてノリノリになるじゃない。
ノリノリになっているときはテンションぶち上げなわけです。でも、疲れてくるとノリノリを意識的にするわけです。
さてこの心理は何でしょう。むりやりノリノリになる理由。
正解は、歌っている人を盛り上げたいその心でございます。
さっきも言った通り、私が歌うと大抵はみなさん携帯をいじりだすんですね。不思議なことに。いやぁ。知ってるよ。私が人数合わせなことは。
さすがに悲しすぎる。というわけで、どんな歌でもとりあえず合いの手やら手拍子やらでうるさくするのは、無よりも楽しくあってほしい。その自らの悲しさを和らげるためでございます。
でもやっているうちに酔っ払ってきて、楽しくなってしまうわけです。すると、むしろやめろと注意されるわけです。気持ちよく歌えないからと。
なんという逆効果であることか!その人のことを思って踊り始めたら、熱中してしまい、むしろ迷惑をかけてしまうとな。
余計なお世話とか、お節介っていうやつなんでしょうな。
「お世話してる自分」「お節介を焼いている私」が中心になってしまい、その対象の人が眼中から消えてしまうから邪魔者扱いされるわけです。
自分から発せられるベクトルがしっかり相手に向かっているかどうか。これは常に問わなければならないぞ。自分からのベクトルが自分に向かっているとき、それはサブくてウザい奴になってしまう。
よくあるんですよ。
"あなたのことを思って"
果たしてこれは、本当に私のことを思っているのでしょうか。それとも言っていることで保たれるあなたのメンツを思ってなのでしょうか。
人間って罪深いね。