ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈384.修羅の甘さ〉

10月17日。

 

僕は今となっては食べ物の好き嫌いはなくなって、なんでも美味しくいただくようになった。

セネガルに来てからも特にこれといってダメなものはなく、おいしいものばかりだった。

 

今日までは。

 

いや、決して貶すつもりもないし、否定はしないけども、たまたま僕の口には合わなかったというだけだ。

 

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モハムサ。

匂い。ホワイトチョコレート

味。米と甘いヨーグルト。

マッチしてるとかしてないとかでなく、文字通り、米とヨーグルト。しかもめちゃんこ甘々。だからホワイトチョコの匂いなんだな。

 

一緒に食ってた男子高校生のやつ。三口食べて退場。

"これはあかんぜ。"

ニヤニヤしながらお残ししていった。いや、俺はそんなのできねぇぜ。だって作っていただいた立場だもの。

 

必死に口にかき込んだようやく半分くらい。その時、一緒に食べてた家事全般担当の女性。なんかニヤニヤ近づいてきて俺の茶碗に自分の分を注ぎ込んできた。

いやいや、あんたが作ったんちゃうんかい!

途中男子高生がニヤニヤ煽ってきながら、30分ぐらい格闘して終了。お残ししようとしたら家事の女性が"食えよ"とお皿を受け取ってくれなかった。なんやぁ。

 

たまたま俺の口には合わないだけで好きな人もいるんだと思う。僕は肉を食べたかった…。昨日は米に焼き魚でめっちゃうまかった…。そういうの期待してた。

 

お腹は空いてたから食べたけども、満足感がないせいで本当に膨れたのかよくわからなくなった。さすがにもう避けていただきたい。モハムサ。

二度と忘れない。

 

日本でもホワイトチョコレートと甘いヨーグルトを溶かして混ぜて、米を入れればおんなじ味になるんじゃないかしら。ぜひお試しあれ。