【一周年企画】だいちインタビュー(も)
もんじゃです。ホウチガ一周年ありがとうございます。
一周年記念として、メンバーをもっと知ろうということになりまして。今週は不思議で面白い感性を持ち、最近は技術者にもなりつつあります、だいち君にインタビューさせていただきました。インタビュアーはもんじゃです。
。。。
もんじゃ(以下"も"):大学生になって僕らは仲良くなったけども、キャンパス違うので実はあんまり姿を知らないかも。
も:ということで大学時代のだいちはどんな人?
だいち
いま振り返っても、よく分からないことに果敢に挑戦してた人だったなと思う。
大学という若干アナーキーな環境で伸び伸びやらせてもらってたからでしょう。
も:大学生になって色々挑戦したとな。
も:そのなかで1番の挑戦はなんでしょ?
だいち
今でこそよく聞くフィリピン留学に行ったことやろな。当時大学1回生だった4年前は僕のまわりではそこまでメジャーな留学スタイルじゃなかったけん。
海外就職の本を読み漁ってるときに新しい留学のスタイルが紹介されていて、それがリーズナブルでマンツーマン指導が売りのフィリピン留学じゃけん。これに行くぞと思い立ったら次の日に応募して荷造りをして。
総合的に見ると、大したことはしてないけんども、直感に従いあれこれ先のことは考えず即行動に移すことってこれまでの自分のスタイルとは違った決断だったので新鮮味があったな。
同時に、ものごとなんとかなるんだなあという自信が新しいサークルに入ったり、飛びこみでスラム街にインタビューしにいったり、という次の挑戦の後押しになった点では向こう見ずなフィリピン留学はようやったなと思っとーと。
も:一年生で海外就職の本って時点で始まってる気がするけどね笑。僕にはないよその行動力。語尾いじらしてもらうよ。
も:そんなベースとなったんじゃないかしら、高校生活はどんなもん?
だいち
高校の時は性欲が爆発しとったわい!1年に1回は人を好きになる病気にかかってた。男女の距離を徐々に縮めてという駆け引きはせず、振られるか振られないかというイチかバチかの勝負を繰り広げてたな!わいは!
ベクトル違いの行動力はこの頃からあったのかもしれません。
も:僕はあんまり爆発してなかったけども。
も:そんなに爆発するものかしら?
だいち
当時のみんなはそんなもんなんじゃろうが!そう信じないと救われねーぜ!
男子校生って思春期のもやもやを発散できる空気があったからいいなと思います、想像ですけど。僕はゲスな話を女子に聞かれたらどうしようとひやひやしていたのでうまく発散できてなかったのかもしれません。
も:僕は男子校出身なので、好き勝手言い放題だったからね。そこらへん違うかも。そこで発散できなかったから今でもホウチガのエロ担当なわけだ。
も:スケベになる前、小学生の頃はどんな子だった?夢とかは?
だいち
小学校の頃は、魔法使いになれることを夢見てたわよ。ハリーポッターの世界観への憧れは大人になった今でもあるわよ。
も:ピュアだ。
も:いや、もしかするとスケベしたかったのか?
だいち
魔法使って何がしたかったんだろう?小学生の頃は空飛ぶ箒に乗ってみたいとか可愛げな夢だった気がします。いまは、すけべ・・服従の呪文とかいいですね。
使ったらアズカバン行きですが、女の子を思いどうりにできるとなるとこりゃゲヘゲヘ
も:正体が現れたところで終わりにしとこうね。
。。。
も:いろんな経験を通して今に至るだいち。いまなにやってる?
だいち
いまはワーキングホリデーのための資金をアルバイトで貯めてる。アルバイトを4つ掛け持ちしてるけど、接客業という業種なわけで。がさつな自分にはホントに向いていないなと痛感してる。
休みの日はWebデザイン系のプログラミング勉強したり、自分の個人ブログの準備したりしてます。プログラミングはカフェでドヤ顔しながらカタカタしてますが大したコードは書けてないことをここだけの話にしてください。
も:なんか難しい言葉が出てきたな。
も:ワーキングホリデーとは?
だいち
ワーキングホリデーは、週末は働きながら期限付きで海外に住んでみなよYou!みたいなビザのスタイルです。
も:大学一年の時のが繋がってるのか!
も:でも、なぜそれをしようと?
だいち
自分って海外に住みたいって思ってるけどホントなのかな?って確かめるためです。そして、まだ自分の芯が柔らかい若い時に、目で見て、肌で感じた経験を養分にしてこれからの軸を作っていこうかなと思っています。
残念なことにワーキングホリデーは年齢制限が決まっているので、海外での経験は今のうちに。
もしも、もっとコアな部分で自分が成長したい経験があるのなら日本でも後々可能なのかなって思って優先順位を決めてます。
も:住みたいかどうかを見極めるためにワーホリとな。かなり未来志向で海外志向だ!
も:じゃあ今は準備期間なわけだ。これからどんな予定なんでござんしょ?
だいち
2020年の春から、オーストラリアに2年間ほどワーキングホリデーをした後に現地の大学院に入って永住権を取ろうかと考えてるのよ。
一方で、ノマドワーカーにも憧れがあってどちらの道に進んでもスキルを持った職が大事なのかなと考えているのでプログラミングを勉強してますね、はい。
も:永住権か〜。その選択は俺にはなかったな〜。よく考えてらっしゃる。
も:でもさ、なんでそんなに外向きなのよ?語ってくれや。
だいち
語ってくれとお許しが出たので結構真面目な話をさせてもらいますね。
1つは海外での経験って自分にできる最大の自己投資だと思うの。
若いうちに視野を広げなさい。これは親父や大学時代にお世話になった恩師、尊敬する先輩から耳にタコができるほど言われたこと。僕たちが生きてる時代は就業人口の減少によって単純労働にとって代わる資本が重要視され、グローバル化によって集団ではなく個の価値が問われてるポスト・キャピタリズムの時代だと思ってる。年金も去年はいろいろ議論になっていたけれど、要はあんたたちこれからは自分たちで生きていきなさいよ~って厳しい時代に突入してると思うんだ。
そこで、自分はどうするか何ができるか。やっぱり、人的資本を、経験を、AIにできないことを差別化して積み重ねるしかない。そうなると、おのずと今は外を向いてがむしゃらに経験とか自分の好きなこととか見つける時間に投資をするのがベストなんじゃないかなと思ってる。外での経験って他と差別化できるからってのはやっぱりあるかな。
そして、僕はね、老いて頑固な偏屈じいさんにはなりたくないの。新しい考えに柔軟でポケモンGOを孫と楽しんでるじいさんが好きなの。今の自分は内に籠り気味で周囲の環境に左右される土から出たてのタケノコみたいなもんだから、きっと歳を重ねて偏屈なじいさんになってしまうんだと思う。
大きな器を作るためには、環境を変えてみるのも大事だってわかってる。いろんな考えの人に出会って、これでもいいんだ、こいつの考え取り入れてみようって思う環境になれると偏屈なじいさんにならずに済むのかなって思う。
も:視野を広げて器を広げるとな。
も:「海外がどう」とかよりも自己成長のためってところ、僕もよくわかる。そこらへん、帰国したらぜひまた聞きたいところだ!
。。。
も:そんじゃあ今度は軽い話題にしてみましょ。
も:よく映画をみてるけども、昔は監督が夢だったとか。作れるとしたら何作るんです?
だいち
映画好きになったのは、先ほど話した小学生の頃のハリーポッターの影響じゃろうな。ああいうオクシデンタルな世界観が好きで、自分でもそういう空気を作れるようになったらなぁなんていう気持ちはずっとあったのよ。だけど、世界観そのものが好きなら自分の身ごとどっぷり浸かれる生活を目指した方がいいんじゃないかと思うようになったんだね。
そういうことを念頭において作り手に回ることを考えてみると、自分の気持ちはその域にまで達していなかった。だから好きという感情はあるものの、その直線上に創作意欲はないんだねぇ。
言い訳に聞こえるかもしれませんが、純粋に映画の醸し出す雰囲気や言葉遣い、色や光、メッセージが好きなんです。ソムリエがワインの色やにおい、味の深みを心の底から楽しむのと同じです。
ただ、もし作り手に回るとしたら自分はドキュメンタリーを作るんだと思います。観客を楽しませようという気持ちはプロには敵わないと思うので、遊牧民に同行して生活を映すだけの映画。駄作に終わると思います。ただ、自分は旅の記録を取れたことに満足するんでしょう。
も:映画ソムリエなわけだ。なるほどなるほど。
も:でもセンスあるし、作ってみたら良いじゃない笑。ホウチガ3人のドキュメンタリーつくってくれや。cmでもいいし笑魔法でもリアルでも。…笑
だいち
ほんとに必要になったときにはみっきーと一緒に動こうかね笑。
今はどんなドキュメンタリーになるのか想像つかないけど、してみたいという気持ちはずっと持っておこうかなと思います。
も:やんわりと断られた。じゃあ僕が岡島と作っちゃうもんね。
も:僕も最近になって映画好きになりまして。TSUTAYAさんの使いやすさを知ってね笑。
も:そこで「だいち流おさえておきたい映画3選」お願いします。
だいち
これは人それぞれに尽きるので、勝手ながら“インタビュアーもんじゃに向けて” だいち流おさえておきたい映画3選にさせてけろ。
もんじゃは感情豊かな一面があるので、心が揺さぶられる切なくて温かい映画を3つ選びました。
「クレイマー、クレイマー」(1979米)
「トンマッコルへようこそ」(2005 韓)
「聲の形」(2016 日)
思い出しただけでも泣きそうな映画ばかりです。
聲の形は漫画大賞に選ばれた漫画がもとになっています。
も:感情豊かな「一面」ねぇ…。俺はいつでも豊かやでぇ…。帰国次第見ます。米韓日と国際色豊かだ。
(「クレイマー、クレイマー」は2018/10/25のだいちの投稿で紹介してる。)
だいち
ありがとう、韓国の映画は全般的に泣かせる方向にステータス全振りしてるからぜひ見てくれ。
も:それは楽しみだ。泣かなかったらデコピンな。
も:だいち的に人生を変えられた一本みたいなのは?
だいち
人生を変えられた映画は結構前の自分の記事にも書いたけど「Into the wild ~荒野へ~」っていう2007年のアメリカのショーン・ペンが監督した映画かな。強いメッセージ性が心臓に突き刺さる映画で、主人公の高貴な精神は自分のいまの人生に影響してる。旅が好きな人は必ず例外なくみるべきだと思う。
も:だいちの投稿で時々出てくる「Into the wild 〜荒野へ〜」。2018/10/20の投稿で詳しく書いてくれてる。せっかくだし、帰国したら最初に見てみようかしら。ありがとう。
。。。
も:軽い話に戻しますわよ。
も:1日だけなれるならなにになりたい?
だいち
ヴィクトリアシークレットのモデルさんになってみたいですね。
身体の隅々をチェックした後に、他のキレイなお姉さんに合法的に近づきたいです。
も:ただのすけべやないか。
だいち
この記事みてるあんたらも内なる猛獣を飼ってることに気づいたほうがいいぜ。
もんじゃ、おまえもだ!
も:俺がスケベかどうかは置いといて。
も:だいちがほかの共同企画で聞いてる、メンバーの分析をしてくれよ。
だいち
もんじゃ=フットワーク軽めの哲学者
抽象的で答えがいくつもある課題を永遠と話し続けられる。話せば話すほどおもしろい分析をするやつだなあと思う。豪快に見えて繊細。綺麗好きに見えて部屋汚い。
みっきー=わが道いく男
上下関係とかの人間関係に振り回されるけど、なんだかんだ強引にしたいことやる
わかりあえない人とはわかりあえないと割り切ってる感がプンプンする。
やるなら0か100かタイプ。
はらみき=メンタル無双
ちゃんと芯は持ってる人。柔軟で器用だから世渡り上手だし、勉強熱心。
最近まで相槌の「へぇ~」に感情こもってないと思ってたけど、そんなことなかった。
メンタルの強さを話してると節々に感じる。
も:まあ部屋が汚いのはさ。俺のせいじゃないのよ。気がついたら汚くなってるんだもん。
も:最後にしましょう。
も:来年のホウチガはどうなってる?またはどうしたいとか?
だいち
そうだなぁ、それぞれが分野に特化してもいいのかなとか思ってる。
もんじゃはエッセイや短編小説。おれ結構あれ好きだったんだぜ。
はらは旅ブログみたいにね。よく地方とかにも行ってるみたいだから。
みっきーは・・・滋賀なんとかーずの応援サイトとか
も:それいいな!それはぜひしたいところ。ここについても次の話題にあっためてみよう。
も:そういや彼女のこと好き?
だいち
彼女のことそういえばあんま話したことなかったな。好きだぞ。サバサバしてる性格だけどしっかりしてるところたくさんあるし、ぶれないからな。
も:FOO!ええやんけ!俺のことは好き?
だいち
もんじゃは人間臭くてすきだな笑 だんだんと読みやすい文章になってるのすごいなあと思う。
も:真面目に褒めないでよ笑。
も:そういや独自ブログ開設だってな!おめでと!
だいち
ありがとう。これから映画の記事そっちでたくさん書いてくぞ~
書いて欲しい映画の考察とかあったら教えてほしいなあ
ホウチガのほうもぼちぼち更新していきますよー
。。。
いろんな記事で自分の過去とか考えてることを整理しているだいち。今回はそのいいとこ取りをさせてもらったけど、やっぱり細かいところはだいちの投稿を読むことだ!
独自ブログも開設して風に乗り始めたところだろうか。これからのだいちの投稿を楽しみにしつつ、ホウチガの発展にも力を貸してくれや。
ということで10月いっぱいかかった一周年企画もこれでおわり!
各人の投稿をこれからも楽しんでいただけたら幸いです。
これからの一年もどうぞホウチガをよろしくお願いします。