443と言ったらシジミだ。
シジミ汁はうまいな?なんでだろうな。
調べたらきっと「〇〇の成分がどう」とか「〇〇という過程を加えてやるとこう」とか色々出てくるんだろうな。
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"料理は工作みたいなもんですかねぇ。"家事が得意な先輩にいったことがある。
いろんなものを切ったり、貼り付けてみたり、削ってみたり。単純にそう見えたから深い意味はなかった。
「絵具のほうがいいでしょ。」
完成品は元の素材がみえなくなってたりするけども、味を辿れば素材がみえてくる。そのひとつひとつの素材がなかったら、その色には絶対にたどり着かない。
だからだそうだ。
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元の素材はみえなくなるけど、それがなかったらその味にはたどり着かない。
好きだなこの言葉。
誰が言ってたかも忘れたけど、友達が前に言ってた。
「なにがきっかけか思い出せなくなったけど、僕が好きなものは僕を形作ってるし、嫌いなものもそれはそれで僕にはなくてはならないもの。」
友達Aという人間を作り出すためには、今日に至るまでの歳月分の出会いとか別れとかいろんな経験を混ぜ合わせる必要がある。その順番の間違いをしてもダメだし、分量を間違えてもダメ。つまり同じ人間を作り出すなんて無理で、共通点だと思ってたことも全然違う観点から同じものを見ていただけだということもある。
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溶けてみえなくなった旨味のものを解明できた時、きっと料理はもっとおいしくなるんだろう。
そして、他の料理にも応用できることもある。
分析してみることは大事なんだろうね。
でも、旨味単体だと美味しくない。アジノモトが旨味成分だと聞いて白米にふりかけみたいにしたことある奴。僕だけじゃないと思う。
料理の中に溶けているからこそうまいんだろう。
なんか料理したくなってきた。
人間を作り出すみたいな、神話の中の登場人物になれるみたいでわくわくしてきた。
神になってやろうぞ。
しじみと関係なくなっちゃった!