12月22日。
京都を朝一に去り、東京に着く。
好きな画家の絵を見て、会いたかった人に会って。今日もまた良い一日だった。
あふれているのでメモにしよう。
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見た絵画で感動したこと。
歴史画の画家さん曰く
「歴史を描くということは事実を残すことではなく、歴史を描くことを通して、自分の理想・希望を描くこと。」
そういう歴史との向き合い方があるのか。新しい発見だった。
そういう画家さんの言葉っていうのは抽象的であるが故にどこまでも深い世界が広がっている。画家さんの書く文章もまた味わい深い。ぜひ画家の本を読みたい。
東山魁夷がやっぱり大好きだ。
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高校時代の戦友2人と会った。
二人とも医学部でオイシャサマになる人たちだ。学生生活の過ごし方も、将来の考え方も、生き方も、全く違う。これまでの身近にいない人たちだ。
"大学入れれば、安定した収入が約束される未来が見通せる、そういう身分だからな。"
そうか。
"一応選択肢もたくさんあるけど。でも、お前みたいに色々選択肢があるわけじゃあないからな。"
…そうか。
"そうなると、お前のやりたいことって読めないところ多いよね。難しいな。まあ、なるようになるさ。"
オイシャサマがそういうなら、どうにかなるだろうよ。俺が体壊したら診てくれよ。
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生きることについての価値観を色々見た一日だった。
表現することに人生を捧げた人たち。誰かの命を救ってお金をもらう人たち。
結婚と家族と生活と自己実現と。
色々考えるための種をいただいたけど、まだ考え足りないことばかりだ。時間をかけて整理していこう。
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クリスマス。
カップルと家族が盛り上がる日。どこもかしこもクリスマスソングとイルミネーション。
それに乗っかっても良し、あえて異質なことをするも良し。
その人の生き様が見て取れるかも。