2月11日。
2019年6月9日の254の投稿で岡崎体育さんのライブの話をした。さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブのことだ。えらく感動したのはよーく覚えている。
それから250日くらい経過して、再び彼のライブを観ることができた。しかも大阪で。
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前回のライブは僕の人生初の音楽ライブということですべてが無知からはじまった、ワクワクの塊だった。
それに対し今回は2回目だし、体育さんライブも2回目だ。メンタル的余裕があったので、なにに僕は感動するのかを冷静にみようと思った。
まあそんなうまくいくはずもなく、ぎゃあぎゃあと騒いで前回同様楽しんでしまったわけだ。
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ライブのなかで一番残っている瞬間がある。
ライブの後半。
体育さんはライブ中よく話す人だけど、曲中にもよくしゃべる。非常に楽しい。良い。
そのなかで、ギャっとこころが掴まれた。
「みなさんのおかげでここまで来れました。これからも連れていくぜ!」
一言一句正確には思い出せないけど、この意味合いだった。
この「連れていく」という言葉。これに僕はもう胸がはちきれんばかりになった。
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ここ最近考えている世界観という話。まさにその話だと思う。
お世辞にもイケメンというジャンルには属さないし、むしろ我々一般人的な顔立ちでありながら、純粋に曲と彼の世界観でワンマンライブでアリーナを埋め尽くしている。
この一般人でありながら、夢を叶えているというところに僕らの希望とか夢の姿があって、だから応援したいし、ついていきたいと心から僕は思う。
彼の成功は、ある意味僕が叶えたい夢の成功に投影しているんだと思う。
だから前回のさいたまスーパーアリーナでは、彼の夢が実現したことが、まるで自分の夢が実現したかのように錯覚し、僕は涙したんだと思う。
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「連れていく」。
イケメンが言えば、なにかその先に薔薇の園がひろがってそうだけど、岡崎体育さんが言うと本当にアドベンチャーワールドな気がする。
やべぇモンスターがいたり、めっちゃ綺麗な滝が流れていたり、もしかすると宇宙だったり。
彼がそうやって切り開く世界が、僕が叶えたかった世界に見えてくる。
彼の成功が僕の成功だと錯覚する。
この錯覚は、彼がパーカーを着て、汗まみれになって「濡れたカルビ」を自称するからこそ生まれるんだと思う。
市民感?とでも言えばいいのか。国民的アイドルではなく。飲み屋に行ったら隣にいそうなあの凡人感。それでいてスーパースターなのが、僕らの憧れなのだ。彼の世界観にどこまでも浸っていたい。
大好きだ。
俺も頑張らなきゃ。