〈511.ゴリゴリな五里霧中〉
やる気がないわけじゃないけど、なんとなくやれない。そういうときはやるべきことがよくわかってないんだと思う。
じゃあどうやってやるべきことを探そうか。
計画を立てることだ。
じゃあどうやって計画を立てようか。
目標を立てることだ。
じゃあどうやって目標を立てようか。
知らん。
。
今日はひさしぶりに長期計画を見直した。ひさしぶりだったから前にどんな計画を立ててたか忘れちゃったよね。
だからいまいちがんばり方がわからんのだ。
しかし計画を立てるのは難しいのだけどもおんなじくらい目標を立てるのが難しい。
目標を立てる目的なんだよな。わからんのが。
なんのためにその目標が必要なんだっけ。
よく大学生が欠けてるとか言われちゃう問題設定能力みたいな話だ。
。
たとえば目標で今年の末に修士論文の提出準備とかあるじゃない。しかしながら、なんでそれが目標なんだと思うわけです。
それはゴールではなく、道中だと。
じゃあ大学院通っている現在から見たゴールはどこなんだ。修士号獲得でいいのか?獲得して俺はどうしたいんだっけ?
たぶん答えはわかってるけど、それを言語化するのが躊躇われる。
。
じゃあ今度はもっと間口を広く構えよう。
目標を理想の人間になることだとしておこう。これに目的はないな。あるとしても幸せに生きるためだとかいうふわっとしたものになる。目的を考える必要がほとんどない。
じゃあ理想の人間になるためにはどんなことが必要だっけか?
うむ。多すぎてわからない。
そうなったときに、とりあえず大谷翔平選手が高校一年で使ったって言われてる目標シートを見てみる。
そうなりゃ書き出す数も限定されるからやりやすいか!
うむ。しかしながら具体的にどう努力したらいいか分からん。
目標は設定できても、その道中をどうしたらいいか分からない。
ああ。結局おんなじところで詰んでしまった。
道中をどうしたらいいかわからないから、計画を立てようとした。計画を立てるために目標を設定したはずなのに。目標を設定しても結局道中どうしたらいいかはわからなかった。
つまり計画が立たないぞ。
努力の方向性は見えても、その細かい足場が見えない。
とりあえず歩き出して歩いたところを道にするしかないのか。
五里霧中感を学部入学から感じてたけども、つまりこういうことだったのかしら。
細かい足場は先輩から聞くしかないんだろう。
高校までは学校が作ってくれてたことに改めて気がついた、22歳の2月21日の深夜でした。
やるべきことってどうやって探せるんだっけな。