ホウチガブログ

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〈616.流れ込む人格〉

6月5日。

 

昨日の話では、人格は会話しながら常に構築され続けるということだった。

それはつまり、自分の人格は流され続けるということと解釈もできる。

 

実際そうだろう。私はこうなりたいという思いがあったとしても、それとは裏腹に世の中は進んでいく。

 

 

ジョブスだったか誰だったか忘れたが、有名な話がある。ご存じの人も多いだろう。

親しい人5人を思い浮かべる。その平均点が自分の姿だということだ。

 

結局親しい人、つまり絶対的に割いている時間が多い人とのコミュニケーションで自分の人格は形成されるということだ。

自分という形に、他人がたくさん流れ込んできて、その集合体として自分があるわけだ。

 

 

しかしながら、このジョブスだったろう、言いたいことはそういうことじゃない。

親しくする人をコントロールすれば、理想的な人間にも、落ちぶれることも自由自在だということだ。

 

滅多にあうことができない素晴らしく面白い人。その人と必死にコネクションをつくって話をできるようになれば、いつのまにか自分もその仲間入りだということ。

たしかに仲良くできる人たちに自分は流されるけども、その仲良くする人はコントロールができる。

そういった意味では自分はコントロール可能だということだ。

 

 

使う言葉っていうのは、何者だと思うか、何者だと見せたいか、という心と直接的に結び付けられる。帰属したい集団の言語を獲得する、ということだ。

この言語っていうのは、日本語とかもあるけども、それ以上に専門用語が当てはまるだろう。

 

電子系に進みたければ、電子系の言葉に詳しくなるのが必然。それと同じで、なりたい人や帰属したい集団の言葉を得たければ、なによりもまずその集団と距離を縮める努力をすることだ。

 

今の時代はすばらしい。憧れの有名人の言葉をすぐに触れることができる。本より雑誌より生きた言葉が身近にある。SNSYouTube。うまく活用すれば、擬似的に集団に属することもできるでな。

 

 

戦闘力57日目

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酒盗チーズがこの世で一番うまいものだと知った夜でした。