ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈622.悲しみの記憶〉

6月11日。

 

コロナについて、できればネガティブな解釈をしないようにしてきた。というのもコロナ情報を漁ろうとしたら無限にかなしい話を聞いたりすることになる。

なので、ネガティブな話をしないでコロナを解釈するという試みを1,2回したような気がする。たいしたことないけども、この情勢に対抗したいという天邪鬼精神です。

 

しかしながら、さすがに今日は悲しいというか悔しいというか、仕方ないよと流すしかないが、流すに流せない気持ちになったので残しておこう。

 

一新卒採用を目指す若者としての叫びである。

 

 

ことの始まりは今年の1月ごろだったろうか。

いままで新卒採用はなかったし、インターンシップとかも一切していない企業があった。僕はそこが心底好きであり、死ぬ前に何かしら関わりたい企業第1位である。

それが唐突に、長期インターンを募集したのだ!なんということだ!しかもその先に新卒採用を視野に入れたそうな!アラ!隣の家にアイドルが引っ越してきたくらいの衝撃である。

 

ところが2020年1月時点では、僕はいまごろセネガルにいるはずだった。3ヶ月間の研究ののち、10月ごろに帰国して論文書きながら就活をするはずだった。なのでその企業の長期インターンには参加できないことになっていたのだ!

悔しい!

 

2月になり、インターンの応募

僕はなんとか会社見学だけでもさせてもらえないかメールを打った。

結果は目に見えていた。インターンの選考を受けない人を見学にまわすことはない。それくらいキチッとした会社だし、ある意味安心した。ちゃんとした会社だったのだ。ちょっとの人情を期待したのはなかったことにしよう。

縁がなかった。それだけよ。

 

 

それなら研究に集中して成果をあげてやろうとモードチェンジした3月。

コロナが世界を覆い始めた。3月時点では、まだセネガルに行けるだろうと思っていた。

4月。渡航不可能の話になった。

国内での文献研究にシフトチェンジ。

 

これなら、インターンに申し込むこともできた。もちろん4月はもう選考が進んでおり、なにもできない。

知り合いの知り合いという顔も知らない人だが、その人が一次選考は通った話を聞いた。

悲しいに決まってるじゃないか。

 

そして今日。選考を無事突破した方々のインターンが東京ではじまったらしい。

 

僕は同じ東京で論文を読んでいる。

 

 

同じインターンできない、でも不合格なら諦めがつく。縁がなかったのだと。

しかし僕は不戦敗なのだ。エントリーすら出来なかった。でもエントリーできなかった理由も今となってはなくなってしまった。せめてセネガルに行くことができたら!どんなにかこの心は晴れただろう!

 

甲子園の開催が見送りになったり、インターハイがなしになったり。

この僕のケースはそれに似ているけども、記事にすることすらならない、ミクロなミクロな悲しみである。大学受験しようとしてたら、先生が申し込み忘れたせいで受験できなくなった状況に近いかもしれない。それが先生じゃなくてコロナが悪いんだもの。怒りの矛先もありゃしない!

 

泣きたいぜ!

虚無感で震えてくるぜ!

仕方ねぇぜ。

 

 

戦闘力63日目

520(+10)

勉強+8

その他+2

ちゃんと論文を読み続けることで乗り越えるのだ。