6月23日。
夜食ってのはなんであんなにうまいんだろうな。東京での居候生活も終わって京都の一人暮らしに戻ったことで得た自由をもって、夜中にコンビニに行ってしまった。いつもどおり夕飯はサラダと納豆キムチで終わらせるはずだったのに。
おにぎりひとつくらい、いや中途半端に食べると一番ストレスって言うしお弁当も一つくらい、明日の朝ご飯の買っとかなきゃ。結局すべて夜中の2時前に胃袋にしまうことになった。
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夕飯量が少なかったのもそうだろうけど、それ以上にやったった感が気持ち良さを増幅させている。普段しちゃいけないことをしてしまう。
背徳感?罪悪感?いたずらに似た気持ち良さだ。しかし、この夜食と違うのは対人を想定する行為じゃない。むしろどこまでも対自分の行為だ。何が違うのか。
いたずらっていうのは、相手が驚いたりそれで相手の注目を集めることが目的にあると思う。つまり、夜食といたずらの行動の目的はまったく異なる。
じゃあ動機はどうだ?なんで相手を驚かせたいのか。注目を浴びたいというのは、承認欲求であると同時に相手との関係性を結んでその状態を維持したいんだと思う。好きな人にいたずらする中学男子は、好きな人から注目を浴びたいからであり、関係性ゼロではつらいからだ。そうなると同期の点でも夜食は当てはまらない。
いったいなにが似てるんだ。
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道徳や規律に対する違反は同じである。
本来は好きな人であればいたずらなんかじゃなくて優しくしたりすることで関係性を結ぶことが「望ましい」。同じように18時から20時ごろに食べるであろう夕飯で1日の食事を終えるのが「望ましい」。この"知らない世界を知った"というような、二次的な産物が同じだとしていいのだろうか。
うーん。違う気がする。そんな冒険心じゃない。もっと悪な気持ちだ。悪でありながら、大した被害はデカくない。そういうところが共通点だ。
その小さい悪事が気持ちがいいのだ。若者の深夜徘徊もそうだろうし、ヒートアップすると万引きにもなるような気がする。しかし、あくまで本人にとっては取るに足らないようなくだらないものだと認識しており、同時にそれに価値を見出しているんだと思う。
そうなると趣味とか癖にも似通ってくるのか?
小さい悪事っていうのがどういう言葉で一般に理解されているのかわからない。今後も注意深く夜食を見つめていく必要がある。
これからも実践しながら夜食の構造を理解していこう。だから太るんだ。
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戦闘力75日目
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勉強+3
その他+4
背徳感っていうのがキーワードだろう。そういう本でも読んでみたいかも。