3月28日。
ひさしぶりにテニスの試合に出た。そこそこ勝ったけど、そこそこなところで負けた。非常に悔しい!あー悔しい!
体力のなさと筋力の低下が著しい!仕方ない。練習してないもの。練習しない人は勝てないってことよ。だとしても悔しい!負けたことより自分の衰えが悔しい!悲しい!
でも仕方ない。次に向けて練習するしかあるまいて。
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社会人の趣味の難しさがようやくわかってきたかもしれない。もちろん社会人ではないので仕事の疲れは知らない。
しかし、練習する時間は限られるし場合によってはドタキャンしなくちゃいけないし。なにより趣味ってそもそもあんまり意味のないことだ。上達しなくても仕方ないって割り切れるから純粋な楽しさがなければ続けられない。
典型的な社会人ゴルフみたいな接待目的ではなく、純粋に自分のために時間を費やすことが難しくなっていくのが社会人なんだな。
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その中で、なぜ趣味に時間を費やすのか。
やりたいからだ!あくまで純粋に!楽しいからしたいんだ。それがゲームかもしれないし、スポーツかもしれないし、文化活動かもしれない。なんだっていい。そこに楽しさがあれば趣味だ。
意味はなくても楽しいからするのだ。そもそもその「意味」ってなんだよ。
簡単な話、役に立つかどうか。将来役に立つから資格を取るのは趣味ではない。意味を見出しているもの。それはもしかしたら楽しくないかもしれない。
意味がないのが趣味なのだ。意味がない、というより直接役に立たないからこそ趣味なのだ。生活の足しにならないし、むしろ金は消えていく。そこから学びがあるかと言われれば怪しいところだし、学ぶことが目的じゃあない。
目的は!楽しさにある!それが趣味!
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テニスの話に戻させろ。
悔しいんだ。僕は悔しくて仕方ない。ワガママボディに仕上げてしまった自分の愚かさが悔しい!年下に負けるようになってしまった衰えが悔しい!
しかし!楽しいのだ!悔しさが楽しさなのだ!なぜならそれが勝負だから!悔しくなければ、負けることへの恐怖がなければ勝つことの喜びは生まれない!
ここに意味なんてない。勝ちたいから上手くなりたい。それがスポーツだ。
それが文化活動になれば変わってくるだろう。どれほど理想に近づけるのか、自分の想像を、想いを表現できるのかが楽しくなってくる。そのための勉強は苦しくない!テニスで上手くなるための練習と同じだ。それがあるからこそ楽しくなるのだ!
趣味がないやつなんていない!楽しいことが趣味なのだ。そこに貴賎はない。
動画を見ることだって趣味だ。ゲームだって趣味だ。試合観戦と同じだ。
もちろん、創造的な活動と比べるとそのまま情報の受け手であるか発信元であるかの違いはある。しかしそれはジャンルの違いに過ぎない。発信の方が大変なのは間違いない。しかし楽しさは人によって違うから問題なし。
ただ俺は勝ちたかった!観客を魅了するプレーをしたかった!それができないのが悔しい!
半年後に続く。