ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1013.椅子倒す問答〉

7月6日。

 

新幹線とか長距離バスとかに乗ることが最近多い。
そういう時にどうやってリクライニングしようか毎度のことながら葛藤する。

 

自分が先なら事前に倒しておく。
既に後ろの人が座っているときは特に困る。寝ているのを起こしたら嫌だから、しばらく経つまでほぼ直角で耐える。

同時だったら、ちょろっと声をかければ良いだろう。

 

 

しかしながら、事実だけをとらえれば全員同じ金額を出しているわけで誰もが平等に権利を持ち、享受できるはずだ。
いちいち確認するなという有名人もいたくらいだ。

つまり、だれもが周りを気にすることなく権利を行使してよい。無言で倒しても怒られることはないはずだ。

 

とはいえ、それでは逆に自分の領域を侵されない権利も否定されることになる。

そうなってくると、後ろに声をかけるのが正解か、声をかけないのが正解なのかわからなくなってくる。

 

 

そりゃあ人によって正義が違ってくる中で、円滑に進めるためにマナーとかがあるわけだ。それが正解ではなく、あくまで参考資料というわけだ。
マナーを押し付けるのはおかしいけど、マナーをないがしろにするのもおかしい。こまったね。

 

そんな大きな話にするつもりもないけども、根本的には対立する権利の問題であったり、矛盾の問題の解決と同じようなものだと思う。

 

 

個人的な結論としては、自分が相当疲れていて、後ろの人に文句を言われても対抗できる準備ができていれば特になにもなく倒してよし、そうでなければ後ろの人の寝息が聞こえるまで耐える。

 

いやさ、もっとスマートなのは座るまえに後ろの人に声かけりゃいいのよ。

すんません前の席に座るんだけど明日倒しますよーって。そうすれば後になってどうしようとかなくなってくるし。

そもそも、いや倒さないでよとか言ってくる人もいないじゃん。それこそ倒すなって言ってきたら乗務員に相談すりゃいい。

 

つまり、乗った勢いで倒す宣言すれば勝ちよ。

余計に見栄とか考えずに、ストレートに欲求を言う練習だと思って。がんばれあたし。