9月9日。
3ヶ月くらいかけて、ようやく「ブロック崩し」ができた。ゲーム制作用の編集ソフトと若干のプログラミング。
もともとはもっと大規模なゲームを作ってやろうと意気込んでいたけども、すぐに挫折してサボり続けた。
そして流石にやる気を出して、YouTubeの解説動画通りに簡単なゲームから作ることにした。
開始からわずか2時間でできた。なんのための3ヶ月だったのか。
まぁそんなのどうでもいいや。俺はもうできるんだからね。
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最初に大風呂敷を敷くのは大事なことだと大学院の先輩は言っていた。そして同時にそこから小さくしていくのが難しいけど重要な決断だとも言っていた。
大風呂敷を敷くのは大得意だけど、そこから小さくできないのが僕である。
しかし今回で学んだ。まずは小さい成功をすることで、自信過剰になることだ。それで大風呂敷に近づいていければ結果良し。最初からデカく行きすぎるもんじゃないね。
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研究であれば、〇〇について明らかにすると、市民の生活はこうなって、国としてもこうなり、さらには人類についてこうなるだろう!と社会的意義をデカく言う感じのことである。
ゲーム開発だと、初心者だけどもとりあえずマリオギャラクシー作ってやるぜ!みたいな。
小学生が科挙に合格しようとするようなもんだ。
不可能ではないよ。不可能ではないけど、限りなくゼロに近いことを最初から狙うより、とりあえず95%できることから始めて、脳に快楽を与えることよ。
スポーツでも音楽でも芸術でも、なんでも最初は小さい成功で気持ちよくなってのめり込むもんなんだから。
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ということで、僕は今やたら自信過剰になっている。たかがブロック崩しを作ったぐらいだけど、かの有名なリンゴ社の天才だってブロック崩しをつくってキャーキャーになったくらいだからね。
あたしだってわんちゃんiPhoneつくれるど。
大風呂敷は敷かないで、とりあえず次は2DのRアクションゲームを作れるようになりましょう。その次にRPGをつくって、絵とか音楽とかも勉強して、そうやっていくつか練習した先で、完全自作のゲームを作りましょう。
まぁその必要はなかなるかもしれないけども。
とりあえず残りの半年でできるとこまでやってみよう。