ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1090.復活のこと〉

9月21日。

 

先日見つけたニュースのこと。
マンモスを「再生」させる計画をアメリカの企業が発表したとか。遺伝子情報をアジアゾウのゲノムに移植してゾウとマンモスの交配種を作り出すとか。DNA構造が似ているからできることらしい。

化石の復活ってきくと、ポケモンみたいだね。

 

 

復活というけども、実際は新種を作り出すことになるんだと思われる。完全なマンモスの復活ではなく似ているDNAの動物と合わせることでそれっぽい動物を作り出すわけだ。

 

死に絶えた動物の復活となると、ペット再生屋さんの話を思い出す。人づてに聞いた話だからどこまで本当なのかわからないけども。
死んだペットの死体を持ち込んでDNA解析をすることで、「クローン」として猫を復活させてあげるビジネスがあったとか。
現在そういう話をあんまり聞かない通り、そのビジネスは失敗したらしい。というのも、復活した猫は生前と同じ姿ではないらしい。元気な猫とはいえ、模様が違ってくるとか。
それを受け入れて育てた人の猫ちゃんも普通より早死にだったとか。

そうなると倫理的な問題も出てくるだろう。

 

 

そのマンモスは大丈夫なんだろうか。
「悲しい」とかの感情があるかどうかわからないけども、最初はまるっきり一人で生まれてくるわけだろう。そのあと二匹目、三匹目と「再生」させるけども、ちゃんと種の保存ができるように生きることができるだろうか。

 

仮に上手くいって、他の種も復活させるようになったりしたら「自然淘汰」もくそもなくなるぜ。人間に都合のいい地球になっていくだろう。ドラゴンボールで復活できるし、別に今殺しちゃってもいいんじゃね、とかならなけりゃあいいけども。

 

 

別に科学の発展に文句をいうつもりはないけども、生命が関わってくると別の問題も孕んでくる。
死ぬとか生きるとか、復活とか。

クローンだってできるけど倫理的にストップかかってるらしいじゃないの。


ディストピアにならなけりゃなんだっていいけどね。