ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1121.高校生の観察〉

10月22日。

 

秋になって遠足や修学旅行の時期になった。バイト先に団体客がやってくることもあり、自分の修学旅行を思い出したりする。はっきりと記憶は残ってないけども、やたら楽しかったような気がする。
感染症が落ち着いたおかげでそういうイベントごとがようやく再開したのだろう。よかったねえ。

 

 

しかしながら学生の団体客を見ているとなかなか人間というのは面白い。スタッフに対する態度でなんとなくそいつの人間性がわかってくる。仲がいい人ではない人間との接し方は露骨なんですな。

 

例えば話しかけた時、自分の話をする奴、周りの話をする奴、スタッフの話を聞く奴。それだけでもどんなもんかわかるところもある。

 

自分の話をしたがる奴は幼稚に見える。幼稚園生や小学校の低学年ならほとんどがそんな感じである。そこから客観的な視点を手に入れると話題も自分だけに限られなくなってくると思われる。なので自分の話をする奴は、悪く言えば自己中に見える。

スタッフの話を聞くやつはなかなか大人びている気がする。相手の状況に興味を持つというのは、自分の立ち位置をどうしようか考えてのことであるパターンが多い気がする。その場その場に応じた自分を使い分けられる奴だと見受けられる。面白い奴であることが多い。

中高生なら仲間の話や学校の話をするパターンが多い。自分という個人ではなく、自分の所属団体に意識を向けているということかもしれない。年相応の精神の成長具合だということだろうか。

 

 

こう書いてみると、相手の話をすることがいいことだと思える。しかしながらそうでもないような気がする。
自分の話ばかりする自己中タイプの存在が気になるのだ。確かにネガティブにとらえれば、自分のことばかりで相手を気にしないタイプである。
しかしこの自己中タイプは、超天才型と紙一重だと思うようになった。場の空気、相手の顔色を見ないというのは確かに社会性が激しく欠如している。ということは、自分のことについてどこまでも深堀し、実現できるようなタイプであるとも言えるような気がする。
高校の時にそういう天才型がいた。友達が多くないやつだったけど、勉強と趣味のことについてはだれの追随も許さなかった。

「成功」「幸せ」をどこに置くのかが人によって違うから何とも言えない。どういう性格をしたやつがいいのか、言えなくなってくる。

 

 

テレビで取り上げられるようなビジネスマンとか成功者は超天才型のように思える。あくまでナチュラルに。
しかし、遠くから見ているぐらいがちょうどいいな。ということは「成功者」に僕はならないんだろうなと思う。それでもいいと思うな。僕にとっての成功はそこじゃあない気がするし。