ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1251.春〉

3月1日。

 

一年後の大学卒業生向けの就活が解禁され、高校生は卒業式を迎えた。
出会いと別れの3月である。
今年が始まって60日が経過しようとしているのはなんとも恐ろしいことだ。
この2カ月でどんな成長があっただろうか。
そしてこの一カ月はどんな日々が待っているのだろう。

 

 

「夏は毎年来るけども、今年の夏は一度きり」
なんのセリフか標語か覚えてないけども、なんだかすごく大事なことを聞いた気がした。
海に行く、というのは確かに毎年できる。しかし、今年という文脈・前後関係で海に行けるのはまさに今年だけである。
人間関係、仕事、お金などなど、年によって変化する要素が、きっちり揃っていなければ海に行くことはできない。

子供ができるかもしれないし、彼氏・彼女ができるかもしれない、友達が引っ越しをするかもしれない。
大きな案件を任されるかもしれないし、遠くに飛ばされるかもしれない。
そして最近の話では、未知の病が流行して不可能になるかもしれないし、国際情勢が悪化して旅行どころじゃないかもしれない。

当たり前というのは簡単に崩れ去るものである。だから、今できることはやってしまったほうがいいだろう。

 

 

「明日やろうは馬鹿野郎」
ドラマで出てきたセリフらしい。
今できることを明日できるから明日に回すというのは愚かだということだ。
今できるんだからやりなさいよと。ずるずると先延ばしにしてもなにもいいことはないぞ。

書きながら、自分が痛くなっている。
ちょっと重いタスクを見て見ぬふりをして先延ばしにしていると、どんどんそのタスクが重くなっていく。


「仕事に向かう勇気は借金のように大きくなる」
この言葉ではなかったと思うけど、こういうニュアンスの言葉があったと思う。
これは本当にその通りである。
ずるずるとやるべきことが増えて、できている人と比べて劣等感を感じ、できない自分だと認識してしまうようになると、必要な勇気はどんどん大きくなっていく。
まさに馬鹿野郎である。

 

「これからの人生で今が一番若い」
そりゃあそうなんだけど、2-3回呟いてみるとしっかり認識できる。
若ければ若いほどエネルギーはあるんだもの、そりゃあ今やるべきだ。

 

 

出会いと別れというのはけっこうエネルギー消費が激しいイベントである。
コロナや国際情勢もあいまって、なかなかにつらくなったりするかもしれない。

だからこそ、きちんとやるべきことをしっかり見据えてこの一カ月を過ごしたほうがいいね。