旅行先では基本ワクワクするだろう。なぜって、未知だから。見るものすべて初めて。こんな楽しいことはなかなかない。
しかし、こんなことを考えて欲しい。行った先が全員巨人。2.5mが普通。そんな中を堂々と楽しく歩けるだろうか。あるいは全員美男美女。もちろん自分がイケてる自負があれば堂々と歩けるだろうが、私みたいなモンは無理だ。
それほどでないが、それに近いことがあった。みんなおしゃれで、自分の服装に自信があるように見せつけてくる(実際には普通に歩いているだけだが)。
そうなると、心が荒んでくる。あぁ、こんなおしゃれな人が世の中にはいて、彼彼女からしたら私みたいな服装なんて鼻で笑われてしまうのだろうか。
ここでも比較が生じている。相手と比べて自分がどう、と考えている。
こんな無駄なことあるだろうか。比べたところでどうにもならない。現実は現実なんだから、せめてその時間は楽しまなくちゃならない。
だけども。比較して、劣等性を感じるからこそ人間には向上心が芽生える。その比較対象が現実の人かもしれないし、理想の自分かもしれない。どちらにせよ、比較することから成長は始まるのだ。
比較というのは特薬である。しかし薬は扱いを間違えると毒になる。その分量には気をつけたいなあと強く思った1日でした。
次は一張羅で出かけよう。そうすればドヤ顔で歩き回ることができる。ホウチガのみなさんはなかなかおしゃれなのよ。俺だけよ。おしゃれ音痴なの。比較しちゃうわ!まったく妬けちゃう!