5月24日。
実家生活はどうかと問われることがある。
大方不満はないし、むしろご飯だったりお金だったりメリットも多い。
でも一人時間と家族時間のバランスだったり、コミュニケーションのストレスだったり、実家という空間が勉強や作業に不向きだったり、マイナスなところも感じる。
これは一人暮らしを経験したからこそわかることだ。比較しなけりゃこれには気づかなかった。
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高校まではそれが当然だった。
日中嫌なことがあって帰宅しても親とか兄弟と会話をしなくちゃいけない。わざと不満そうな表情をすることで距離感を取ってくれるようにしたりもする。適当なタイミングでテレビを見る空間に混じっていつも通りの様子に戻したりもする。考えすぎかもしれないが、人とのコミュニケーションを無難にするために結構骨を折っていたようだ。
一人暮らしをすればすべて自分次第。機嫌が悪くてベッドに八つ当たりしても、物を投げても、夜中に大音量で音楽を聴いても。それが制限されるのは不便な点である。ワガママを通すような人間にはなりたくはない。しかしながら。
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しかしながら、不満が爆発してなんにもやる気が起こんなかったとしても、20時ごろには夕飯が食べれる。アイスやらお菓子やら飲み物も自分で買いに行かなくてももらえる。一食いくらくらいだろうという計算も我が家では母親が担当である。
一人暮らしで全て自分の役割だったものが誰かに分担されているというのは、実はかなりありがたいものだ。もちろん、だからこそそれに対応するなにかで貢献するというバランスを取るというめんどくささも発生する。
この点についてはなにを優先するかによるだろう。
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あとは実家という空間が、僕には勉強に適していないということにしている。特に群馬の田舎だというところもあるかもしれない。
見慣れた空間で得られる発想、思考力もあるかもしれないが、思考停止することが実家だと増えてしまったような気がする。思考停止しても生活が成立するからね。
となると自分でどうしようと動かなくちゃいけない環境を求めて家を出ないと、「僕の場合は」モチベーションが維持できないようだ。
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この一人暮らし/実家論争は、それこそ人それぞれに回答があるし一長一短である。
ものは使いようっていうところだろうか。若者・独身の特権である。自分に子供ができたらそういう選択肢を与えられるように働きましょう。