ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1174.ピクミン〉

12月14日。

 

力仕事の派遣のバイトをしている。
色々な現場にいっているが、どの現場も派遣は言われたことだけを忠実にこなすだけの存在である。
良かれと思ったこともしない。言われたことだけをする。

 

ああこれはピクミンだ。現場監督がオリマーやアルフであり、僕らは現場限りのピクミンである。
現場監督の采配次第で、無駄な時間がとことん多かったり、効率的でサクサクと終えることができたり。
これは一種のゲームである。これをよく「ピクミン」というゲームとして成立させたよね。
すごい。

 

 

ピクミン」の面白さは、一番目につくところでいえば間違いなく「探検」である。
きれいな風景のなかを、地球の森のなかや家の中などをミクロな世界で歩き回る面白さである。こんなものあるんやあという発見の喜びが最も大きいだろう。こんな敵がいるのかという生物の発見の喜びもある。

 

そしてパズルのような、効率的な「探索」も一つである。
ピクミンを使ってギミックを突破し、お宝や食料を発見する。それを拠点まで運ぶが、その間に敵がいるので倒したり、回避する。そして日が暮れるまでに帰還しなければならないので常に時間を気にしながらの探索になる。

 

この一つ目の「探検」だけであったら他のゲームでも代用できるし、シリーズになるほどの人気も得られなかっただろう。
二つ目の「探索」があるからこそ面白さがあり、他のゲームとの差異が生まれている。
「探検」という世界観と、「探索」というゲーム性が見事に出来上がっている。できることがシンプルだからこそ、わかりやすく、万人に受け入れられるのだろう。

 

 

バイトという名目で、いろんな仕事をみることができ、いろんな人間を見ることができてとても勉強になっている。
ポケモンはかつての虫取り少年の経験から生まれたわけだし、細かい経験が面白い世界観を作り出しているんだろう。


そしてよーく「楽しい・面白い」を分析することがゲーム性を生み出しているのだろう。

他の場面はどんなゲームにできるのだろうか。そんなことを考えてみるのはけっこう楽しいぞ。
実際に作り出せたら、仕事になるんでしょう。