ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1227.テレビと動画サイト〉

2月5日。

 

先日のハラミキへのインタビューで記憶に残った意見がある。


「自分を出せ」って言われるけど。
個性ないのもいいんじゃない?って思うようになった。変に頑張らずにね。
個性のために頑張ってる姿って見苦しいのよ。
テレビ離れってそういうのがあると思う。誰かがが一生懸命なのを見るのは疲れるときあるし。
ゆるっとしたYOUTUBEが良いと思う人が増えてるんじゃないかな。
緩急のないような。

 

ハラミキは個性を出すほうが良いとされる一方で、無理してキャラクターをつくるのは疲れるという。
その例として、テレビ離れYoutubeの隆盛を示す。
確かに僕もテレビはさっぱり見なくなり、それよりスマホやパソコンで好きな投稿者の動画を垂れ流している。
Youtubeの隆盛には色んな要因があると思うが、今日はこの「一生懸命さへの疲労」という観点で考えてみよう。

 

 

例えばYoutuberで好きな投稿者がいるとしよう。
日常的に更新している動画が面白いというのもあるだろうし、生配信が好きだというパターンもあるだろう。
いずれにせよ、テレビ出演者と違うのは完全に自己責任であり、基本的にはスポンサーがつかないのでどこかに責任追及される心配がないというところだ。
大物になれば違ってくるだろう。広告を付けたりして収入を得ようとすればそれなりにきちんとキャラを立たせなきゃならないだろうし、売名もどんどんしたほうがいいだろう。

 

個人的な話でしか考えられないのでその点は断わっておく。
僕は広告を付けているようなYoutuberで好きな人はいない。
というのも、ハラミキの指摘通り、疲れるのだ。一生懸命だし、オーバーリアクションだし、カメラ映りやマイクをすごく気にしているから。
一分一秒を聞き逃せないような感じは苦手である。
とはいえ、テレビは大好き小学生だったので、それだけが理由じゃあないんだろうけども。

まったくの自分の趣味で配信をするようなタイプもほぼ聞かない。
それはもう自己満足だけであり、ちやほやされることのみが目的であるように思ってしまうからである。実際のところは違うのかもしれないが。

 

 

自分の好みでいうと、大物過ぎず、過疎配信者・投稿者ではないような、いわゆる大物寄りの中堅が好きだ。
適度に自己満足であり、同時に視聴者・リスナーのことを最低限の配慮をするような。
自分の好みは完全にハラミキの好みと一致していると思われる。

ただ、これが正解ではなければ大衆の意見だとも思わない。
大物Youtuberが好きな人もいるだろうし、テレビの一生懸命な若手芸人が好きな人もいるだろう。

個人的には、一生懸命なことに疲れた時に逃げる先がテレビや動画サイトなので、そこではゆるゆるとしているのが好みであるというだけである。

 

 

世間一般ではどんなものだろうか。
いまでもテレビは強いのだろうか。
Youtuberや配信者が好きなのであれば、どんな人のどんなところを目的に見ているのだろうか。

それって、結局見ている人たちの生き方とか生活とか仕事観とか。
そういう対象層によってはっきり分かれる気がするなあ。

ブルデューハビトゥスとかディスタンクシオンとか。そこらへんを勉強すると回答の一つを得られそうだ。