7月4日。
昨日の体調不良の影響から仕事を休んだ。
人生ではじめての会社の病欠である。
自分としては一大事であるが、世の中としてはあるあるの一つに過ぎない。
もっとあれこれ言われるかと思っていたけれど、なんにもない。拍子抜けだったというか、むしろなんかさみしいような気分である。
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結局自分がかわいいだけである。
病気の自分がかわいいし、上司に怒られる自分がかわいいし、プレゼン資料作りする自分がかわいいだけである。
他人のことは二の次だし、なんなら三の次、四の次である。他人がどうしようが興味がない。
そりゃあそうだ。自分の人生であり、自分の体・精神の安定が第一であろう。
しかし、なんというか、そんなにも興味がないのかとさみしくなる。
大学院の時のほうがまだお互いのことに興味があっただろうし、バイト先のほうが心配してくれたと思う。
そう考えると、ひとつには今の新人研修のチームメンバーもあるのだろう。
チームは全員が同期であるので、自分のことで精一杯である。プロジェクトも軌道に乗っているとは言えない状況だし、余裕のある人間はいない。
みんな自分のタスクでいっぱいいっぱいなのだろう。
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そういう経験もあってからか、たまたま別の日に体調不良で午後休暇をとったチームメンバーをやたら心配することになった。自分も経験したからこそ、もう少し気遣いをしてあげたほうがチームとして動きやすいだろうと感じたからである。
僕は僕のことがかわいいし、心配もされればそりゃあうれしいというか、ありがたいものである。
そんなの自己責任やんで済ませるのは、あまりにも淡泊すぎるというか。それでいいのかと感じるのは昭和臭い感覚なのだろうか。
いくらクリエイター集団とはいえ、自分の世界ばかりではつくれるものも作れない気がするでな。
チームで動くんならもう少しウェットでも良いような気がするけども、新人の同期だけだから、で片付く問題でもない気がするでな。
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俺が自意識過剰すぎるだけかもしれないが。
これが「個性を重んじる」時代なのかしらと感じた次第です。
人には人の大事なものがあって、安易に踏み込むべきではないというのはわからんでもないし、それで地雷を踏んでも仕方ないんだけども。
まあ単純に俺の人望がないだけかもしれないわね。