〈1282.スタート〉

4月1日。

さて、社会人である。
ステータスは大きく変わったかもしれないが、心境はなにも変化ない。
初日は事務的な話ばかりで、社会人のような生活にがらっと変わるわけではない。
飲み会があるわけでもなし、先輩と話す機会もなし。配属が決まるまではこんな感じなのかしら。
地道だ。

。

社会人らしさといえば、チームでなにか一つのことに対して取り組んで成果を出すような。
まあ、そんな日がすぐに始まったら適応できずに問題が発生するに違いない。
それならまあ仕方あるまい。

この投稿群の通し番号、1280、1281、1282と文字を連続して打った。そこで3月30日、31日、4月1日と、月が変わった。

月で考えると大きな変化のように思えていたけれど、毎日の数字を数えていると、ただの同じ日々を重ねているにすぎないと発見した。
なるほど、大きな変化というのはそうすぐには起きないらしい。毎日のごく小さな変化の積み重ねに他ならない。
これから研修がはじまり、徐々に仕事に慣れていき、そしてOJTに移っていく。今そんな未来を考えると大きな壁を登るような気がするけれど、実際にその場面になってみるとそうでもないのだろう。
同じ日々を繰り返し、その中にある小さな変化に敏感になることが望ましいのだろう。

。

社会人の初日はこうしておわった。
大きな感動があるわけでもなく、かといって不満があるわけでもなく。ただの毎日の一つが終わった。
研修がはじまれば、それが大きく変わっていくのかもしれない。

あくまで愚直に、あくまで貪欲に、吸収し続ける日々をはじめる。

その初日としては華々しいわけではないが、僕らしくていい。

社会人でもしばらくは毎日打ち続ける所存です。