ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1359.認識のズレ〉

6月17日。


仕事における認識の違いは役職があったり担当があるから仕方ない。
入ってくる情報の質、ジャンル、量、全て異なってくる。
それが部下と上司であればなおさらだ。
上司が「これお願い」といった時の、上司の文脈と部下の文脈は大きく異なってくる。
そこに気がつけるようになりたいものです。



上司としては、上司の上司がいるわけで、そこから大きな漠然としたタスクが降ってくる。
その責任をとるのも上司その人であるわけで、重役からちくちく刺されることもある。いわゆる中間管理職というやつである。
しかもでかいタスクを部下に割り振っても不満・文句が出ることも少なくない。
嫌な役回りである。


部下としては、ようやくタスクが消費できたと思ったらさらに思いタスクが降ってくるようなものだ。
さっき終わったのに、さっきより重い奴ですか。しかも期限がない。怒り心頭である。



こうならないためにも、風通しのよさが必要であろう。
上司が置かれている立場、上司の上司のオーダーをある程度見せるとか。
部下の時系列的な状況の共有、それぞれのタスクの重さ、経歴の違いからくる心理的負担の違いなど。


そのための朝礼があったりするわけだが。
形骸化すると、むしろ部下・上司ともに情報を隠すようにもなる。
望ましくない。


だからこそ飲み会である!
不満をぶちぶち述べる場を作ることである。
それがあれば、上司には上司の立場があること、部下には部下の状況があることがはっきりする。
もちろん、そこでお互いを受容するという前提があるわけだが。



人間というのはめんどくさい生き物である。
言葉という不完全なものでしか情報のやり取りができないので、摩擦が発生したり、誤解が発生する。
だから定期的にお互いが見ているもの、目指しているものを、繰り返し言わなくちゃならない。
なんともめんどくさい仕事である。


だからこそ、化学反応が起こるときもあるわけだが。
不完全と不完全が重なって、見えていなかった世界が急に開けたりもする。


だからこそ、相手に寄り添ったコミュニケーションを忘れてはいけないぞ。
疲れてイライラしているときに、無理に会話するのは危険だ。あえて休んで、時間をおいて会話をするのも一つだ。


とにかく、相手のためを思って会話をすることだ。