ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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なにゆえもがきいきるのか

〈1317.ゲストの御作法〉

5月6日。 人の家に行ったときに、のんびりできる人であるだろうか。 上着はどうするか、荷物はどうするか、どこなら歩いていいか、トイレは使っていいか。自分の領地ではないというだけでも、気をつかう。 相手の領地におけるルール・御作法を気にしてしまう…

〈1316.花束を買いに。〉

5月5日。 花束を買いに行った。 これまではちょっと大きいショッピングモールで、すでにできた花束ばかり買っていたけれど。 今日はちょっとそういう気分ではなく、楽しそうな人に頼みたかった。 。 駅の近くの、小さいお花屋さん。 たぶん夫婦で経営してい…

〈1314.アニメカービィと教養〉

5月3日。 カービィはゲームをしたことがない人でも、一度は見たことがあるだろう。まんまるピンクで無限に吸い込む不思議な奴。1992年に最初のゲームが発売されているので、30周年である。僕がはじめてプレイしたのは不朽の名作「カービィのエアライド」だ。…

〈1311.具体的な対処法〉

4月30日。 昨日の話の続きになるけれど、五月病患者にならないためには基本的な欲望をきちんと満たすことである。飯をちゃんと食う、きちんと寝る、きちんと遊ぶ。温かくする。それをすれば最低の鬱状態を回避することはできる。だが、五月病ということは、…

〈1310.五月病予備軍へ〉

4月29日。 ゴールデンウィークである。予定はあんまりない。会社の同期は実家に帰省する人もいるし、遊びに行く人もいるらしい。社会人一年目のゴールデンウィークは結構意味があるものである。慣れない一カ月を終えた休憩もあるし、実家で健康・安全を報告…

〈1309.言語表現のこと〉

4月28日。 使い古されて、もうなんもうま味が出てこないような表現に出会うと嫌悪感がある。セックスのことを「生まれたままの姿で愛し合う」という歌詞、選択できるシステムのことを「君だけの○○をしよう」という広報。もう氾濫している表現のなかでそれは…

〈1307.香り立つIP〉

4月26日。 IPというのは、”Intellectual Property”の略語であり、知的財産のことを指す。PRSJというサイトでは、「人の精神的な創造行動から生まれた創作物や、営業上の信用を表した標識なおど、経済的な価値を有したモノの相称」としている。平たく言えば、…

〈1306.バンズかパティか〉

4月25日。 僕は弁当が目の前にあると野菜から食べる。好きなものは後に残して、そうでもないものから食べることになっている。うまいものは最後にとっておくに限る。肉にせよ魚にせよ、最後に食うと幸せが最後にあるので、途中を食べるのも楽しいような気が…

〈1305.認知と記憶〉

4月24日。 認知特性という言葉がある。人が物事を認知するには色んな型があるだろうという話だ。その中で「聴覚優位」「言語優位」「視覚優位」というグループ分けができるらしい。自分の中での優位性がわかっていると、昨日の記憶問題もずいぶん楽に考えら…

〈1304.記憶が苦手な人へ〉

4月23日。 昨日の「ハイコンテクスト文化」という言葉は、文化人類学の分野で出てきた。大学院の先輩と久しぶりにあった時に、先輩がその言葉を言っていたので思い出した。 こういう用語を、大学・大学院で永遠に学んできたはずだが、パッと出てこない。用語…

〈1303.ハイコンテクストと存在〉

4月22日。 「ハイコンテクスト文化」という言葉がある。文化人類学者ホール氏による文化区分の一つであるらしい。コミュニケーションにおいて、共有されている情報・感覚・価値観が多く、以心伝心で意思伝達が行われる傾向が強い文化のことであるとのこと(…

〈1301.友達、プレゼン〉

4月20日。 プレゼンは難しい。決められた時間の中で何を話すのかを絞らなくてはならない。そしてそのために「自分がいれたい情報」を切るべきときもある。その判断が難しい。「自分が入れたい情報」というのは、発案者である自分が気に入っているポイントで…

〈1298.初心〉

4月17日。 さて。入社して二週間が経過した。思っていた通り、ホワイト企業で一安心である。願っていた通り、良い研修をあと数カ月受けることができる。安泰である。 それが問題なのだ。安泰すぎる。安定すぎる。忘れるな私。安定を求めての就活、内定だった…

〈1297.オズワルド〉

4月16日。 僕は目が悪いので日中はコンタクトで、朝夜は眼鏡である。中学生頃から好きなメーカーがある。JINSである。確か群馬の人が作ったメーカーだからね。そんなJINSの店先に、芸人が広告を務めているポスターが貼られている。オズワルドさんである。そ…

〈1296.家に招待しよう〉

4月15日。 友人を見て、家にあげてもいいなと思うポイントはどこにあるだろう。会社に入って二週間が経って、ある程度話ができる友人ができた。そんな休憩中の会議室でわさわさしている友人たちを見ていると、とはいえ招待するほどでもねえなあと思う。これ…

〈1295.認知を楽するな〉

4月14日。 以前ハラミキに「十文字は白黒はっきりさせたい人」と言われたことがある。そんな自分に気づいていなかったが、言われてみればそうかもしれない。問題の争点を明確にして、悪者と正義を線引きしたい性格をしている。 飲み会での一件でそれを痛感し…

〈1294.例のビンタについて〉

4月13日。 先日の某海外俳優のビンタ事件について。だいち・岡島と会って話をする機会があった。僕の正解としては「ネタの説明をさせて会場を凍らせる」という話があったが、岡島としては違うんじゃないかという話だった。「アメリカでのテレビはショーとし…

〈1291.反省文〉

4月10日。 これといって具体的な方策があるわけではないので、最近やりがちな発散回である。 社会人になって一週間が経過した。一週間程度じゃ学生気分が抜けきれないのだが、抜けきれないからこそ危機感を覚えている。このままで果たしていいのか。 今日の…

〈1290.サウナ学入門〉

4月9日。 サウナで整う、という言葉をよく聞くようになってから数年が経過してる。整う、という言葉が何を指しているのかよくわからないし、そういう用語を作るあたりから嫌悪感があった。普通に気持ちがいいとか、爽快感とか、そういう日常語とは一線を画そ…

〈1288.ナマモノの面白さ〉

4月7日。 少し前にも話題にしたと思う。TRPGに興味がある。 先日、TRPGをする機会があった。人生で初めて遊んでみたわけだが、これはなかなかに馴染みのあるものだ。幼少期に姉貴とずっとやっていた気がする。 おままごととか、人形遊びとか、それを大人が大…

〈1287.最大限の報復〉

4月6日。 少し前に某表彰式の時に、司会をビンタした俳優の話が大きく取り上げられていた。その俳優の奥さんの外見を用いてのジョークに対する怒りによる行動だった。いろんな意見が飛び交っていたし、結局ビンタした俳優が前面謝罪したけれど。個人的な意見…

〈1286.生活の問題〉

4月5日。 研修が始まったのは悪くないけど、リモートワークというのは便利だが悲しいところがある。所属意識がそれほど得られないというところだ。物理的に建物の中に入るという行動は、概念としてのチームに入るという意識も呼んでいたのだろう。はたして僕…

〈1283.春〉

4月2日。 さっそく休日である。昨日の入社式のあとに発送した荷物が家に届いた。モニターやらなんやら大きい荷物もある。何を隠そう、務める会社もリモートワーク推進だから。研修もリモートである。 部屋の模様替えや大きい荷物の移動を終え、机の上が仕事…

〈1282.スタート〉

4月1日。 さて、社会人である。ステータスは大きく変わったかもしれないが、心境はなにも変化ない。初日は事務的な話ばかりで、社会人のような生活にがらっと変わるわけではない。飲み会があるわけでもなし、先輩と話す機会もなし。配属が決まるまではこんな…

〈1281.専門家になるために〉

3月31日。 学生最後の日だ。明日から決意新たに、と言いたいところだが。これまでの進学の前日ほど、高揚感はない。それよりも不安のほうがある。勉学と比べ、他人との関係性が大きい事柄に向かうからだろうか。 専門家じゃないという不安。なんだ、大学院進…

〈1280.最後の旅〉

3月30日。 最終日。西成の狭いベッドで目を覚まし、音を立てないようにしてゲストハウスを出る。さて最後の旅の、最後の日である。旅の目的は、青春を過ごした場所で我々の起源を辿ろうということである。ならば、住処だった茨木市、共通の興味としての京都…

〈1279.最後の旅〜大阪〜〉

3月29日。 壮絶な初日を乗り越え、今日はさすがに楽する予定だ。昼過ぎにはなんばで吉本新喜劇のチケットを取っている。昨日がハードだった分、今日は楽させていただきましょう。 。 朝の錦市場に行ってみると、まだ準備中の店ばかりだった。そんな風景をみ…

〈1278.最後の旅〜京都〜〉

3月28日。 大学時代の友人と最後の学生旅行をしている。その友人は会社を辞めて、青年海外協力隊の隊員となり、まもなく外に行く。 そんな友人との出会いの場であり、それぞれの青春を過ごした大阪と京都。それを学生身分最後の目的地とした。 今日は当時ひ…

〈1272.間違っていたのかしら〉

3月22日。 大学生の頃、親と進路について話す機会があった。かつてより僕は国際協力に進みたいと思っていたが、大学生になってイキりだしてからは拍車がかかった。"俺が人を救うんだ、困ってる人を助けるんだ"なんて。自尊心のために誰かを使おうとしていた…

〈1269.旧友と〉

3月19日。 高校の顧問と同級生に会った。 顧問は変わらず気が強く、味方であればどこまでも心強い壁である。同級生は就職を前に、若干のメンタルに揺らぎがあるやつと、そんなの関係なく飄々としているやつ。 青春を過ごした時と同じ面々が集まるのは、実に…